小泉純一郎風に
『大麻は抵抗勢力だ。リタリンを止めるな!』
ところで、前回の話を書きながら思い出したのだが、
2001年か02年頃、笑福亭鶴瓶と今田、東野のWこうじが司会の
「いろもん」という深夜番組に、
森光子がゲスト出演したときの事、
トークの中で、ミスワカナ(戦前から戦後にかけて活躍した漫才師)が
晩年、ヒロポン中毒だった頃の話をして、
明らかに今田耕司がビビッっていたのを覚えている。
森光子は、アラカン(嵐寛寿郎)のいとこであり、
若い頃から芸能界に身をおいていた。
当然、昭和10、20年代の日本のショービジネスの影の部分を
知っている。
本来なら、森繁久弥と久世光彦の本のように、
誰かがちゃんと昔の竹中労的なかんじで、
森光子の目から見た昭和芸能史の本を出版してくれればいいのに。
たとえば、昭和10年代前半の、
永田雅一率いる新興キネマ(松竹の子会社、別働隊)と
吉本興業の対立によるタレントの引き抜き合戦の内部にいた
人間の苦悩とか。
多分、あんまり売れないだろうけど、
小林信彦や佐藤忠男クラスの人物がこの仕事をするべきだ。
でももう無理かな。
それなら、中堅どころでは鈴木義昭、
若手(私と同世代)なら安藤健二なら
この仕事に向いていると思う。
あと、吉田豪でもいいかも。
できることならなるべく早めにやってほしい。
という個人的な願望になってしまったのでここでおしまい。
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