ミュージックマガジン4月号を読みながら、
「中村とうようもこんなになってしまったか!」と、
とうようズトークの内容に首をひねってしまった。
ここ数年感じていた事なのだが、
この人の政治感覚は、ロッキード事件の頃で止まったままだな。
この前に触れた小林信彦のとは全然ちがう。
「企業献金=悪」という短絡的な考え方から抜け出せないのだろう。
あと、バラク・オバマの「CHANGE」を文章の中で
使っていたが、
「CHANGE」だの、「グリーン・ニューディール」だの
中川秀直、小池百合子一派とそれに踊らされる人々に限って、
オバマのスローガンを引用したがる傾向がある。
両者の政治思想は正反対だが、
その点を理解できずに
TVや新聞の報道だけを鵜呑みにして文章を書くのは、
短絡的だ。
元々は転向左翼だった人間が、ノンポリよりも
この点を見抜けないというのは、右か左かという区別よりも
個人個人の資質の問題なのだと思う。
新潮45の今月号に載った、
佐藤優の論文に書いてある事はは真実なのだろう。
民主党中心の政権になったら、鈴木宗男が田中真紀子と手を組んで
外務省に乗り組んでくるのを恐れた外務官僚たちが、
検察とマスコミの今回のクーデター(捜査というには杜撰だ)
を支持しているという内容だった。
それと、この前の中川前財務相の辞任劇での
財務官僚の動きをも考えると、
検察や警察だけでなく、他の省庁の内部にも同調している勢力が
いると考えられる。
そういえば、3月25日深夜の、
NHKの予算審議の放送中に、
民主党側から、検察が政治に介入したのではないのか?という
意見があった。
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