2008年4月22日火曜日

ラテンベースの神、カチャオ

昨日、ネットでニュースを読んでいたら、訃報記事のところで
カチャオが亡くなったと書いていた。
89歳だったらしい。大往生なので悲しいとは思わないが、
少し寂しい気がする。

カチャオと言われても「それ誰なんだ」と思うだろうが、
キューバ音楽のみならず、ラテンベース奏法の開祖と言っても
よいぐらいの大ベーシストである。マンボの創始者のひとり
とも言われる。
彼がキューバ音楽のベーススタイルの基本形を確立したと
言ってもよい。
甥のカチャイート・ロペスは、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ
で活躍しているベーシストである。
前述したように、カチャオから始まって、カチャイートや
ロス・バン・バンのフアン・フォルメルたちが、キューバ音楽
のベーススタイルを発展させて今日に至っている。
と書いていて、元になった記事を読み直していたら
なんと、ノイ!のクラウス・ディンガーも亡くなっていたでは
ないか!こちらは61歳だ、参った。

しかし書きながら思うけど、先月の広川太一郎(ブログには
書いてないけど)といい、川内康範といい、訃報ばっかり
じゃないか。なんだかなぁ。

(追記)
そういえば広川太一郎のことで思い出したけど、
2年ぐらい前、職場の同僚(20代半ば)と雑談をしていて、
Mr,Booシリーズでのマイケル・ホイの吹き替えは凄かったと
いう話をしたら、彼はそもそもMr,Booシリーズ自体を
知らなくて世代間ギャップを感じたことがあった。

あと、本当はモンティ・パイソンの方がもっと凄いらしいけど、
私はオリジナル音声版しか観たことがないので、
少し前に発売された吹替音声収録のDVDを買おうか
最近は迷っている。

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