2010年5月12日水曜日

三宅久之、第3極あるいは第3党

今週の月曜に、テレビをつけたまま履歴書を書いていると、
TVタックルが始まって、
三宅久之がしれーっと何事も無かったかのように出演していて、
いつものように厚顔無恥に話しているのを観て、
私は途中で不愉快になってテレビを消した。

彼は、例の野中広務発言から始まった機密費疑惑には
一切触れずに、これからもテレビに出演し続けるのだろうか。
日曜日のやしきたかじんの番組は、
この前は、私の地元ではマラソンのため放送していなかったが、
他の地域ではどうだったのだろうか?
宮崎哲弥も同じだ。

こんな内容の番組ばっかりたれ流すのだったら、
テレビは滅んでも仕方がないと思う。
それこそ自業自得または自己責任そのものではないか。


話は変わるが、新聞やテレビで、
イギリスの第3党である自民党の報道をやたらに目にするが、
アメリカの第3極または第3党としての
ティーパーティーの運動については、
私が知っている限りでは、読売新聞が一度だけ報道しただけで、
日本では、ネット言論を除いてはほとんど目にすることはない。
90年代のロス・ペローの改革党の運動や、
ゼロ年代初頭の緑の党と比べても、
全然報道されない。

イギリスの自民党は元々ホイッグ党~自由党の流れなので、
トーリー党が前身の保守党と連立することで、
無産政党である労働党に対する有産階級の政党として、
本当の意味での二大政党制になるのではないのかと
思うのだが。

話が戻って、
92年頃、音楽雑誌「クロスビート」の
ソニック・ユースのインタビューで、
個人名は思い出せないのだが、
メンバーが、ロス・ペローの運動について聞かれたとき、
あれはレッドネックの運動で、パパブッシュよりも
悪いという趣旨の発言をしていたのを記憶している。
当時は、私はその本当の意味を理解していなかったが、
いまでは、リベラルで進歩的な都市住民達が
本音では、田舎の人間達を蔑視しているのではないかという
象徴的な発言だったのだなと感じるようになった。
日本でも本当はそうなのではないか。
田舎住民がそう思われても仕方ない部分はあるのは
事実だが、
都市と田舎の両方の人間達を見てきた私は、
もやもやとした、何か釈然としないものを感じている。

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