2010年5月28日金曜日

横田基地問題を棚に上げる石原都知事の鳩山批判

今回の全国知事会に出席した石原慎太郎都知事が、
鳩山首相のやり方はナンセンスだという趣旨の発言を
マスコミ向けに行ったが、
彼のお膝元の横田基地問題では、
知事初当選から10年以上たってもほとんど進展がない
公約破り状態になっている。
それにくらべたら、今回は敗れたにせよ、
鳩山首相は、就任1年以内のこの時点で、
アメリカと愚直に正面から交渉した姿勢が、
沖縄県民だけでなく日本国民すべてに対して
真摯な態度ではないのかと私は感じた。

石原都知事が1999年に初当選したときの公約の一つに、
横田基地のアメリカからの返還および、
民軍共用にして成田、羽田に次ぐ首都圏の第三の国際空港化という
ものがあったが、
今ではほとんど無かったかのように扱われている。
マスコミ的に言えば、この公約を支持して彼に投票した人達に
対する説明責任を石原都知事は果たしていない。
この二つの件を比較して、
石原慎太郎は、本当は民族派の皮をかぶったポチ保守なのだなと
判断して、離れていく元支持者も一部だろうがいるのではないか。
私も昔はそうだったから、
片田舎から中央の動きを観察していて
多分そうなるだろうと判断している。

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