2010年7月15日木曜日

2党大連立より恐ろしい3党大連立

週刊ポストの今週号には、
「菅と自民『消費税翼賛会』悪魔の連立へ」という
見出しが載っていた。
これは、私が参院選前の6月の時点で書いた
「増税大連立」と同じく、
菅体制の民主党と自民党の大連立であり、
これが現状における最悪のシナリオになると
今までは思っていた。
しかし、「アルルの男ヒロシ」こと中田安彦氏が
自身のブログで、
「みんなの党は自民党上げ潮派そのものである」という分析を
行ったので、軌道修正しなければならないと思う。

現状では中田氏の言うことが一番正確だと思うが、
そうなると、「消費税翼賛会」では
菅民主党と自民党が大連立を組み、
みんなの党は小沢派、亀井国民新党と手を組むという予測になるが、
これを軌道修正して、
菅民主党は自民党、みんなの党のうち一方と連立を組み、
もうもう一方と「部分連合」を組むということで、
結果的に事実上の3党大連立が形成され、
小沢派と亀井国民新党が包囲されるという
よりひどいシナリオが考えられる。
現に新聞各紙を読んだら、
与謝野馨氏はテレビ朝日の番組で、
民主と自民の大連立を支持する発言を行ったらしい。
あと、みんなの党の渡辺善美代表も、
「部分連合」なら容認できると言っている。

これでは9月に民主党が割れるどころか、
菅民主党、自民党、みんなの党の3党連合に
小沢派と国民新党が包囲殲滅されるという
最悪の事態を考えなければならないのではないのか?

0 件のコメント: